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ちょっとお得コラム

役員運転手の外部委託「派遣」と「請負」の違いとは
掲載:
2024/02/29
更新:
2024/03/04

役員車運転手の外部委託「派遣」と「請負」の違いとは

役員車の運転手を自社採用するのではなく、外部に委託したいとお考えですか?
運転⼿を外部委託する場合、採⽤や研修の⼿間を省くことができます。コストや⼿間をかけることなく運転⼿を雇うことが可能です。
外部委託する場合の選択支は「派遣」と「請負」の2種類ありますのでその違いをご紹介します。

派遣による役員運転手の委託

役員運転手の派遣は、派遣会社に所属するドライバーを派遣して業務を行います。
ドライバーは所属が派遣会社になるため、雇用契約や給与の支払い、サポート業務などは派遣元の企業が行いますが仕事にかかわる指揮命令権は派遣先の企業がもちます。

派遣のメリット

ドライバー派遣の場合、給与の支払やサポートといった業務はすべて派遣会社が行います。
車両の管理も業務内容に含まれるため、ドライバーにお任せできるという点もメリットです。
ドライバーに対し直接指揮命令ができることもメリットでしょう。常にスケジュール通りとはいかないお忙しい役員の方の行先の急な変更や、会議が長引いて間に合わないといったトラブルの場合に派遣会社を通さず直接運転手に指示をだすことができます。

派遣のデメリット

派遣元によって従業員の質は様々ですから、研修が行われていたり、運行実績のあるドライバーなのか確認する必要があります。

派遣される役員運転手を利用する際には、労働者派遣法で定められた規定を遵守して業務を行う必要があります。
派遣には「特定労働者派遣」、「一般労働者派遣」、「紹介予定派遣」の形態がありますが、ドライバーの派遣は通常一般労働派遣となります。
一般労働者派遣において、同一派遣労働者の最長契約期間は3年と規定されています。派遣労働者が60歳以上または無期雇用の派遣社員でない場合同じ企業で3年以上働くことはできません。
派遣のドライバーは派遣先の企業と直接事前面接を行ったり、履歴書の送付や受理を行ったりすることは許可されていませんので注意が必要です。

派遣社員の労務管理においては、派遣先企業と派遣元企業にそれぞれ責務があります。労働時間は派遣先企業が管理し、賃金や有給休暇などは派遣元企業が管理します。
時間外労働や休日出勤などは事前に派遣会社と取り決めを行い、残業や休憩などしっかり管理しなければなりません。

請負による役員運転手の委託

請負とは、発注主が請負会社と委託請負契約を結び、請負会社との間に雇用契約を結んだ労働者が、発注者と仕事を行うものです。
派遣と違う点といえば、仕事に関する指揮命令は請負会社が行います。
請負契約では企業が運転手に直接指示を出すことができません。

請負のメリット

請負の役員運転手のメリットは運転手の残業など労務管理を一括で任せることができるため、企業側は人事管理のコストを大幅に削減できます。
運行業務を一括で任せられるため、万一交通事故などのトラブルが起こった場合でも請負会社が処理を行ってくれるためリスクを低減できます。
運行管理自体に責務を負っているため、ドライバーの急な欠勤の際には別のドライバーを出してくれ、運行業務に穴が開かないことがメリットです。

請負のデメリット

請負業務では発注主から運転手に対して行先を指定するなど直接の指示ができません。が、緊急の場合は請負会社に後付けで指示内容を報告する義務があります。

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